上司が仕事をしなくて困ってます
こんなご相談が過去にありました。
私が業務管理室で職場環境の改善をしている時に従業員から相談がありました。
私が所属していた会社では、職場での悩みは上司に相談することが暗黙の了解となっていたが、こう言った相談は上司に出来ないのでこちらから悩んでいることがないかを1人ずつヒアリングしたことで判明しました。
なぜ、上司Aさんは仕事をしてくれないのか
という相談者の心の中を教えてもらうために質問を重ねました。
「それはAさんがすべき業務はなんですか?」
「今は誰が代わりにその業務をしているのですか?」
「その業務をAさんがやるのとあなたがやるのではどちらが効率的にこなせますか?」
「会社として誰がその業務をした方が効率よくできると判断するとおもいますか?」
「その業務をやらされていると思うのと自主的にやっているのでは、どちらの方があなたにとって気が楽ですか?」
「上司の考えを変えるのと自分の考えを変えるのはどちらが簡単ですか?」
「上司が変わるのを待つよりも自分ができることからやってみませんか?」
このように「なぜ?」を最初のうちは繰り返して本人の心の中をすべて打ち明けてもらい、ある程度出し切ったと思ったら次は二択の質問に切り替えて自分で意思決定してもらうようにしました。
質問する内容は以下の通りです。
1. 自己理解を促す質問
2. 他者(上司Aさん)の理解を促す質問
3. 仕事(お題となっている業務)の理解を促す質問
4. 会社理解を促す質問
すると上司への不満が爆発していた相談者の怒りが徐々に収まり、ことの事態を冷静に判断できるようになったのです。
相手の気持ちになって共感することで本人の視野が狭くなっている事に気付き、「会社として今の状態を考えたら」とか、「お客様として考えたら」と頭を切り替えてもらう事で本人は何かに気付いたようでした。
それからは仕事の仕方が大きく変わり、上司に遠慮することなくチームリーダーとして積極的に行動できるようになりました。
チームの雰囲気は明るくなって発言も増えコミュニケーションが活発に楽しく仕事がてきるようになったそうです。
このように上司と部下の1 on 1 ミーティングだけでは解決できない悩みもあるので、第三者がキャリアコンサルティングを定期的に行うことの重要性を実感しました。
ベーシックコースでは毎回のレッスンにキャリアコンサルティングが含まれています。友達や同期、上司に相談できない悩みや自分の考えを打ち明けてください。
2021年9月22日
